Ride to enjoy life.

自分に残された時間には限りがある。キモチの悪い4miniの世界とはオサラバして、カッコいいホンモノのモーターサイクルに乗って美味しいモノを喰いに行き人生を楽しむコトに致しました。

2013年2月15日金曜日

「原発事故による健康への影響は無い」って言っちゃったけどさぁ・・・。






「検討結果は公表しないよ データもあるけど公表しない」

http://news-log.jp/archives/6659


3万8千114人検査して10名が悪性もしくは悪性の疑い
その10名のうち3名は悪性と判明し手術をおこなった。

10名の内訳は、男子が3名、女子が7名 平均年齢は15歳。
甲状腺腫瘍のサイズの平均は15mm 。


でもってだ。
この健康診断の結果が
実際の居住地の被曝具合と因果関係はあるのか無いのか
線量の高い地域の住民に異変が偏っていやしないか
線量評価と健康調査の相関の考察が必要なワケで
当然ソレらの考察はなされている筈だが
線量評価と健康調査の相関の考察が全く発表されない。

悪性もしくは悪性の疑いと診断された10名の
線量評価を把握しているのに公表はしない。

何故公表しないのか。

「原発事故による健康への影響は無い」と言うのなら
健康調査の結果と線量調査の区分に偏りや関係性が無いということを
きちんと公表するべきだろう。

何故公表出来ないのかねェ・・・。


福島第一原子力発電所爆発事故の
環境への放射性物質の放出による被曝調査では
放射性ヨウ素での被曝検査が出来ていない。

放射性ヨウ素は半減期が短く
福島第一原子力発電所の爆発直後は
現場の環境そのものが、とてつもなく放射能に汚染されていて
環境自体(バックグラウンド)の放射線量が高すぎて
人体の被曝量を測ることが困難だった。

つまり、ソレだけトンでもない深刻な事故だったっつうコト。

だもんで放射性ヨウ素での被曝値の正確なデータが無い。
ソコで政府は放射性セシウムの被曝量から推測するコトにしたワケ。

政府が言うトコロの放射性セシウムと放射性ヨウ素の比率は1対3。
セシウムを1被曝していたらヨウ素は3被曝している(だろう)として計算している。

だけど、実際の福島第一原子力発電所の爆発による
大気中の放射能の放出量は、
放射性セシウムが1に対して放射性ヨウ素は10。
コレは原子力規制委員会の発表の数値でだ。

ちなみに、福島第一原子力発電所の爆発による放射能の放出での
原発北西部の土壌の放射能汚染の比率は、、
セシウムが1に対してヨウ素は50なんだそうな。

つまり政府は、放射性ヨウ素の被曝量を
少なく見積もっても3倍以上も低めにサバよんでいるっつうワケ。

政府は、福島第一原子力発電所の爆発による放射能の放出での
近隣住民の被曝量は大半が30ミリシーベルト以下だったと言っているが
それは1/3以下の過少見積りの被曝値である。

放射性ヨウ素の実際の被曝値が3倍以上だったとしたら
ましてや土壌の被曝のように1:50だったとしたら・・・。


子どもの甲状腺癌の発生確率は平常時ならば100万人に1人だそうだ。

福島第一原子力発電所の爆発による放射能の放出後は
既に3人が甲状腺癌と診断されて手術を受けている。
上記の3人の他にも7人が甲状腺癌の疑いが強いと診断された。

でもコレは3000000人を調査して3人が甲状腺癌と診断され
7人が甲状腺癌の疑いが強いと診断されたワケではない。
調査したのは たったの38000人だけなのだ。

事故直後に福島県にいた18歳未満の人口は約360000人だそうだ。
つまり、少なくとも検査対象者は360000人居るというコトだ。

福島第一原子力発電所の爆発による
環境への放射能の放出事故からもうすぐ2年。

原子力発電所を爆発させて、
人類史上最大量の放射能をばら撒いているのに
2年かかって検査したのは たったの38000人。

被曝量をサバよんで、
「原発事故が原因じゃ無ェし」
と のたまう。

まぁ、他にもイロイロと応援しなきゃならんし
でも忙しいしさ 
ソレが民意だからしゃあないわね。


チョッと考えりゃワカルよな
コレって福島だけの問題じゃあ無いよな ってさ。


















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